INSIGHT (価値構造)

 
検索で、正解が手に入る現代。いまビジネスの世界で、スマートに効率よく、解答することは容易だ。でも、未来は、それだけを求めているだろうか。未来は、まだ名前のついていないこたえを求めていると思う。私たちは、未来のニーズに応えたい。ワイヤロープを用いて、今ない価値を生み出したいのだ。きっと夢見るだけでは叶わない。むやみに努力をしても足りないだろう。なら、誰よりも未来を見据えると誓おう。これまで育んできた技術力、安全性、信頼関係は、きっと武器になる。

[DAIKO/大綱の理念] あたえる価値 [DAIKO/大綱の理念] あたえる価値

「加工・製造メーカー」と聞かれたら、
「価値・創造メーカー」とお答えしたい。

 
[DAIKO/大綱の理念] あたえる価値

「加工・製造メーカー」と聞かれたら、 
「価値・創造メーカー」とお答えしたい。

ワイヤロープで、新しい価値をつくろう。

私たちが力を注いでいるのは、既存のものづくりだけではなく、新しい価値づくり。誤解をおそれずに言ってしまえば、「脱・ワイヤロープ」が私たちの事業テーマです。現状に甘んじることなく、新しい視点を加えたビジネスを創出してこそ、「WIRE ROPE SPECIALIST」を称する私たちらしいと考えます。近年では、ドイツ・スイス・シンガポール・韓国・中国など、国内外を含め、様々なワイヤロープの市場を見聞。その上でワイヤロープの未来を模索しています。車、住宅、アクセサリー、インテリア、デザイン、国防、グローバル、宇宙…。挙げればきりがありません。ワイヤロープの未来は、どこまでも伸び続けています。

[DAIKO/これからの事業領域] 可能性の拡大 [DAIKO/これからの事業領域] 可能性の拡大

このままで満足していたら、
これからに満足してもらえない。

 
[DAIKO/これからの事業領域] 可能性の拡大

このままで満足していたら、
これからに満足してもらえない。

視点を変えると、新しいビジネス領域が生まれた。

新しいビジネス・ニーズを探し出す中で生まれたのが、「ゴクナン」です。この製品がリリースされるまでは「固くて丈夫なワイヤをいかに予算・仕様内でつくれるか」に価値が置かれがちでしたが、私たちは発想を転換。「やわらかく、しなやかなワイヤをどう使用していただくか」に価値を置き、お客様にご提案しています。これにより巨大タンクの吊り上げや船舶プロペラの取り付け時間が大幅に短縮。今まで以上の顧客満足を手に入れることができました。

[DAIKO/製品開発、製品活用開発] すべての発展へ [DAIKO/製品開発、製品活用開発] すべての発展へ

 

祈るだけで叶ってしまったら、
人は夢を語らなくなると思う。

[DAIKO/製品開発、製品活用開発] すべての発展へ

祈るだけで叶ってしまったら、
人は夢を語らなくなると思う。

夢は、思考や戦略で叶える。

私たちは、未来のニーズに確実に応えられる企業になるために、見据える力を育んでいます。たとえばワイヤロープは、線ではなく、平面・空間で捉えた際に、可能性が大きく広がります。曲線を活かせば生活必需品として活用できますし、更には意匠をこらしたデザイン物として価値を見出すことも可能です。遊び心を含めた様々な視点でワイヤロープを考察することで、未来の市場を切り拓いていきたいと考えます。また一方で、各市場での競合優位性や寡占性、法的観点を踏まえた戦略の創出を推進。夢を机上の空論で終わらせないよう思考し続けています。

[DAIKO/業界への啓蒙、ISO取得] 確固たる安全性 [DAIKO/業界への啓蒙、ISO取得] 確固たる安全性

 

業界全体に目を向けてこそ、
業界随一になれる。

[DAIKO/業界への啓蒙、ISO取得] 確固たる安全性

業界全体に目を向けてこそ、
業界随一になれる。

業界全体に、安全・安心の
価値を啓蒙。

安全、そして安心。その価値は何も、自分たちさえ守っていればよいものではありません。ワイヤロープづくりに関連する素材メーカー・加工メーカー、そしてワイヤロープを利用されるクライアントのすべてが、高いレベルで安全・安心を追求している状態こそが、ワイヤロープ自体の価値を底上げするのだと信じています。たとえば、全国鋼索商業連合会・全国ワイヤロープ加工連合会、大阪ワイヤロープ連合会など、業界団体に対する啓蒙活動は、当社発で実施し、現在も継続しています。「また、業界初のISO9002認証登録を実現。(※当初のISO導入目標を達成したため、現在は認証を返上し社内QMSへ移行)

誰よりも、まず自分たちが向き合う。
業界を牽引する立場として、自分たちが率先して安全・安心の価値向上に取り組むべき。そう考える私たちは、全社研修会の実施や国家資格(ロープ加工技能士)の取得奨励を通じて、社員の一人ひとりが安全・安心に主体的に向き合える環境づくりに力を注いでいます。尚且つ、社内イントラネットを活用し、社員同士が日常的に意見交換できる場も提供。新しい知識や考え方を常にインプットし、いつの時代にも必要とされる安全・安心の考え方を育んでいます。

[DAIKO/技術力、短納期、低コスト] 隙のない自信 [DAIKO/技術力、短納期、低コスト] 隙のない自信

 

0.5mmにこだわれないなら、
技術者失格。

[DAIKO/技術力、短納期、低コスト] 隙のない自信

0.5mmにこだわれないなら、
技術者失格。

品質は、プライドから生まれる。

ものづくりの世界で生きる私たちにとって、技術の練磨は、組織の資産そのもの。だからこそ、当社の技術者たちは、現状に甘んじずに、技術スキルの向上に努めています。手編加工は、海外からも驚かれる職人技の一つ。数本のロープを編み込むその作業には「均等性に極限にまでこだわるべき」という職人たちの気概と美意識が込められています。そういった技術者の誇りは、当社独自の技術力として評価を頂くようになり、特に「破断荷重が高く、特殊なワイヤロープの加工」において、多くのクライアントから喜ばれています。また、半世紀以上に及ぶ歴史の中で受け継がれてきた職人の誇りは、師弟関係の中で若い世代にも継承され、今も私たちの技術力を支えています。

あたらしい投資で、
あたらしい知見を。
当社では、常に機械・設備への投資にも積極的に取り組んでいます。現在ではビジネスのスタンダートとなっているコンピュータ・システムやFAXにおいても、業界に先駆けて導入を決断。その背景には、自分たちが技術力の向上に先行して取り組むことで区々たるノウハウを蓄積し、新たな価値をつくりたいという思いがあります。近年では、レーザー式計尺巻取機を導入。この機器を扱うメーカーは国内でも非常に少なく、ワイヤロープの長さを測定する際の誤差をほぼなくすことに成功しています。
「短納期・低コスト」と
「高品質」の両立を
見積もり、受注、在庫確認、現場への指示、配送までを一元で管理するために、CP基幹システムを導入。専用に開発した管理システムによって効率的でミスのない在庫管理を実現しました。また、商品の搬入・搬出を機械化することで倉庫内での作業能率も飛躍的に向上。各営業所にストックされている商品の総量は、約2500tにも上ります。日本全体のワイヤロープ需要が月に約6000tとも言われていることから、日本の技術を支えるインフラとしても機能しています。
レーザー式計尺巻取機
国内で類を見ない最新鋭の巻取機を導入することで、ワイヤロープの計尺誤差を±0.05%以内に収めることに成功。
プレス機
4200t、1500tプレス機など、用途・目的に沿ったプレス加工を実現するために、多彩なラインナップを実現。
LED照明
オフィスのみならず加工現場にも、水銀灯ではなく、LED照明を使用。視認性を確保する明るさを保つことで、ミスや不備を減らす環境を整備。
ストックバリエーション
その他、大型溶断機・自動ラック(2800t)・100t引張試験機・回転バイス・ターンテーブル・ワイヤロープ自動カッターにおいても、常に設備投資を視野に入れ、技術の向上に取り組んでいます。

[DAIKO/営業力、繋がり] 体温のある関係づくり [DAIKO/営業力、繋がり] 体温のある関係づくり

 

どれだけ機械が進化しても、
人の本音は、人にしか分からない。

[DAIKO/営業力、繋がり] 体温のある関係づくり

どれだけ機械が進化しても、
人の本音は、人にしか分からない。

心と心のつながりで、
信頼関係をつくる。

商品を納入するだけが私たちの価値ではありません。また、企業対企業のドライな関係でいることも、私たちらしくありません。心と心のつながりを通じて、長く信頼関係を育んでいくことが、当社の営業スタンスです。実際の施工現場に赴き、工事の図面や周囲の環境などをふまえることはもちろん、クライアントとの距離感を身近なものにすることで、最適な製品の選択や施工の方法をご提案しています。

想うことから、
トータルマネジメントが生まれた。

信頼関係を重んじ、つながりを大切にしたい。その気持ちが提案領域を広げました。製品を売るだけにとどまらす、確実な設計、安全な施工においても実績を積み重ねています。現在では、建設機械・船舶・ゼネコン・鉄鋼メーカーなどの作業現場で必要なワイヤロープの活用方法はもちろんのこと、遊具施設・ステージ施設・アスレチック・保護ネットといった遊具に使用する“タルリット・コンビシステム”に関しても、商品の特性を熟知したスタッフが企画・設計から施工までをトータルにマネジメントしています。

課題は、
可能性を限定せずに、解決する。

必要に応じて海外製品(クレーンロープ等)もアレンジするなど、解決方法には手段を選ばず、多様な考え方で対応しています。私たちに寄せられるニーズの中には、国産メーカーでは通常行わない要望もあります。しかし、困難な道にこそ未来の兆しがあると信じ、情報収集と分析を繰り返すことで、実現の扉を拓いているのです。現在では、国内外の購買を統括する専任スタッフを配置することで、海外とのやりとりを強化。現地設備の活用から輸送スキームまでを効率的にマネジメントしています。

つながりの深まりが、
つながりの広がりを呼ぶ。

ホイストクレーン等の産業機械を扱うメーカーやゼネコンのディーラーとして創業の産声をあげた私たち。技術力と信頼関係の向上に、ただひたすらに取り組んできたことが評判を呼び、大手鉄鋼メーカー・ゼネコン各社等からの協力要請を得られるようになりました。これらの出会いを契機に、卸売から直販へと事業形態を変更。「ワイヤロープの大綱」としてBtoB市場のポジションを確立するまでになりました。近年では、テレビを含めたメディアにも当社の技術力が取り上げられ、一般消費層への認知やBtoC市場での展開が実現するなど、活躍の幅を広げています。

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